月光仮面の息子
３４年前に他界して
父親
今生きていれば
７７歳ですね。
大学卒業後
宣広社という
広告代理店に就職
戦後まもない
昭和３０年代ですね。
宣広社という
広告代理店は
今はもうないのですが
有名なのは
国民的アニメ
放映権を持っていた
会社です。
広告代理店で
父が手がけた仕事が
「月光仮面」
「怪傑ハリマオ」です。
戦後の物資不足で
日本初の
特撮ヒーローテレビ番組。
当時はフィルムで撮っていたみたいです。
父は助監督をしていました。
国産初の特撮ヒーロー
『月光仮面』は物資不足の
予算不足の無い無いずくしだったそうです。
そんな中、大人たちは
試行錯誤しながら
月光仮面を作っていました。
ピンチになると
どこからともなく
あらわれて
悪を退治する
月光仮面。
父は昭和一桁生まれにしては
長身の１７４cmありました。
父が生前、母親に
ぼやいていたのが
寒い冬など
海に入るシーンなんか
今で言うスーツアクターですね。
当時はそんな人存在していません。
助監督の父親が
月光仮面の衣装をまとい
悪と格闘していたそうです。
そうです。
ど～こ～の～だ～れだか♪
知らないけれど♪
月光仮面のおじさんは
うちの父親でもあったのです。
だから
私は
『月光仮面の息子』
ということになります(#^.^#)
ちなみに
その宣広社で
父の後輩は
あの昭和のヒットメーカー
阿久悠さんで
父とはずっと親しく
タイに私たちが住んでいた頃に
タイの家にも遊びにきてくださり
ピンクレディーで忙しい最中
父の葬儀にも参列してくださいました。
これは嘘や作り話などではなく
すべて真実です。
