『秒速5センチメートル』
3話完結のアニメである。
ストーリーは
東京の同じ小学校に
転校してきた
二人の小学生の恋物語から
話ははじまる。
中学進学を前に
少女は栃木へ引越ししてしまう。
中学生になった二人は何度か手紙でやりとりをする。
その1年後
今度は少年が鹿児島へ引越しすることになる。
引越を前に少年は栃木まで彼女に会いに行くことに
学校が終わってから夕方彼女のいる栃木へ向かうのだが
大雪で電車が遅延しなかなかたどりつけない。
夜遅くに雪の降り積もった駅に少年は到着する。
たったひとりで少年の到着を待っていた少女。
その夜二人は田んぼの中の小屋で一晩中話をする。
その後、鹿児島の高校に通い、大学で東京に再び戻り
少年は社会人になるが、彼女とは結ばれない。
ずっと心のそこで彼女のことを想っているだけなのである。
素敵な思い出として。
映画の終盤で私の大好きな
突然流れた時は、鳥肌が立った。
起承転結といったものはあまりない、何も起こらない一般的には好き嫌いが別れる内容だが
私はこういった内容のものが好きである。
こういった経験はたぶん誰にでもある。
『いつまでも忘れられない人』
それは決して未練たらしいのではない。
そういう恋の想い出を心にしまい
いつまでも大切にして生きるのは
とても素敵なことだと思うから。